琉璃工房

琉璃とは?

命のかたち「琉璃」

歴史上、「琉璃」という言葉が最初に使われた最古の記録は西周の時代。当時作られていた鉛バリウムガラスを表す言葉として使われていました。

琉璃工房は、「クリスタルガラス」という一般的に知られた言葉ではなく、「琉璃」という言葉にこだわります。その理由は、琉璃工房にとって「琉璃」とは単なるガラス以上の意味を持っているからです。

劉勝(前漢時代の皇族)の墓から発掘された「琉璃」の耳杯。「ちぎれ雲のような琉璃のはかなさ」と詠った唐の詩人・白居易の言葉。「悟りに至るとき、人の体、そして魂は純粋に澄み渡り、完璧な琉璃のようになる」と説いた薬師経の言葉。

琉璃工房にとって、「琉璃」とは単なる素材や創造の表現手段を超えた、存在そのものであり、命のかたちです。

思いや知識を記録する媒体

琉璃工房の作品には、それぞれの物語があります。すべての創作にはそれぞれの時代背景があり、過去から連綿と積み上げられてきた秩序の上に成り立っています。

作品の形や色、作品が持つ生命力や感情などの根底にある物語をより多くの方に理解していただくため、琉璃工房のすべての作品には張毅(チャン・イー)自身によって書かれた詩が添えられています。

それは琉璃ガラスによる創作の単なる補完という位置付けではなく、古典的言い回しから映画的な口語表現まで多様な表現を駆使して創作された文学作品です。