琉璃工房

二人の芸術家

楊恵姍(ロレッタ・H・ヤン)

琉璃工房創立者、アートディレクター

中国の現代琉璃ガラスアートの先駆者。1987年に張毅(チャン・イー)とともに琉璃工房を創立して以来、古代中国のガラス成形技法を復活させ、アジアにおける現代琉璃芸術運動の火付け役となった。

楊恵姍のクリエイティブな芸術性は1970~80年代に台湾で女優活動をしていた時期に磨かれたもので、第29回アジア太平洋映画祭最優秀女優賞、第21回・第22回金馬賞最優秀女優賞を受賞。キャリア絶頂期に映画界を離れ、現代琉璃芸術の道へと進んだ。

国内外で評価される楊恵姍の作品は、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館(Victoria and Albert Museum)、北京の故宮博物院、ニューヨークのミュージアム・オブ・アーツ・アンド・デザイン(Museum of Arts and Design)などの永久コレクションとして所蔵されている。

主な経歴

  • 元 清華大学ガラスアートスタジオ名誉教授
  • 石川県能登島ガラス美術館名誉会員
  • マルセイユ国際ガラス工芸・造形芸術研究センター(CIRVA)名誉会員
  • コーニングガラス美術館スタジオ ゲストインストラクター
  • 上海琉璃芸術博物館創立者

主な受賞歴

  • 第29回アジア太平洋映画祭最優秀女優賞
  • 第21回・第22回金馬賞最優秀女優賞

張毅(チャン・イー)

琉璃工房創設者、クリエイティブディレクター

中国の現代琉璃ガラスアートの創始者。台湾屈指の映画監督である張毅は、1987年に楊恵姍(ロレッタ・H・ヤン)とともに琉璃工房を創立。ニューヨークタイムズ紙から「アジアのスタジオ・ガラス運動の父」と称される。

台湾映画のニュー・ウェーブの中心となり、短編小説家としても知られる張毅は、文化的なレンズを通して現代のガラスアートと伝統工芸を融合させ、琉璃工房をガラスアートの世界的リーダーに押し上げた。

生来の血管病変との闘いや、禅・文学の影響によって築かれた独特な人生観をもとに、「愛と死」、「現実と幻想」、「光と影」といったテーマを中心に自由奔放なスタイルで創作活動を行う。

主な経歴

  • 元 清華大学ガラスアートスタジオ名誉教授
  • 上海琉璃芸術博物館創立者

主な受賞歴

  • 第28回アジア太平洋映画祭最優秀脚本賞受賞
  • 第22回金馬賞最優秀監督賞受賞